青岸寺は、滋賀県米原市JR米原駅から徒歩7分ほどの山手に位置する歴史あるお寺です。
お寺内には、静かで贅沢な時間を過ごせるカフェ「喫茶去 kissa-ko」があり、住職が経営されています。
カフェは抹茶を中心としたメニュー構成で、拝観後に淹れたての抹茶やコーヒーを愉しめます。国指定名勝庭園を眺めながら頂く抹茶は、まさに至福のひとときです。
また、青岸寺では座禅体験や写経体験や結守り作りなど様々な体験ができ、子供からお年寄りまで世代隔たりなくお寺に興味・関心を持てるユニークな取り組みをされています。
(青岸寺の詳細は、青岸寺公式サイトから確認できます。)
喫茶去 kissa-ko
基本情報
住所 | 〒521-0012 滋賀県米原市米原669 |
Google MAP | 青岸寺内 喫茶去 kissa-ko |
定休日 | 毎週月・火曜日(不定休あり) (※電話で事前確認ください。) |
営業時間 | 9:00~17:00(LO.16:30) (※冬季は営業16:00まで。) |
電話番号 | 0749-52-0463 |
WEBサイト | http://www.seiganji.org/ |
曹洞宗 吸湖山 青岸寺 |
無料駐車場からお寺までのアクセス
無料駐車場から「喫茶去 kissa-ko」の立て看板がすぐ迎えてくれます。
お寺まで徒歩1〜3分程で到着します。
電車を利用する場合は、JR米原駅東口からおよそ徒歩5分。青岸寺周辺には、善行寺や湯谷神社や太尾山城もあります。散歩がてら足を伸ばして見てもいかがでしょうか。
看板から見て右手には鳥居と石階段が、左手には砂利道があり後者の道を進みます。
外観
立派な門構えの入り口を抜けると、お手入によって洗練された風流な庭が視界に広がります。
- 宗旨: 曹洞宗(禅宗)
- 本山: 永平寺(福井県) / 総持寺(横浜市鶴見区)
敷地内には、木々や苔など長い年月をかけてメンテナンスしながら育てられた景色には、言葉で表せにくい趣があります。
秋の紅葉の時期に来ると更に魅力的な空間になること間違い無しです。
お寺の玄関では、法衣に袈裟を着た狸の焼き物が出迎えてくれます。
トイレは右写真に写っているお寺屋内ではなく、お寺対面の離れにあります。
屋内
玄関
拝観料をここで支払います。
・大人: 300円
・小人: 100円
(※団体料金別途あり。)
玄関入って正面に小さな鐘があります。拝観後カフェを利用する際に鐘を鳴らして住職さん、スタッフさんに注文を取ります。
カフェカウンター
室内奥手に本堂があり、玄関から本堂までの道のりにカフェカウンターがあります。
木造で自然味感じる空間を、温かみのある照明が穏やかに包み込んでおり、そこにいるだけで心が洗われる気分になります。
お寺内のその他空間
下記以外にも、写真に収めていない部屋や掛け軸などたくさんあります。
屋内から見える国指定名勝青岸寺庭園
現在の庭園は1687年に作庭され、昭和9年に国の名勝庭園に指定されました。
庭園の知識がない者でも、心を奪われるほど魅力的だと感じる圧巻の風景です。
お寺の縁側を添うように庭園が展開されており、廊下を歩きながら変わってゆく庭園の景色を楽しめます。
青岸寺を訪れた日は雨天でしたが、水の滴る秋口の庭園を眺めるのも乙なものです。
右上の写真にある降り式井戸は、手を洗う際に身を屈めて這いつくばるようにしなければなりません。これは、もともと茶道のならわしで、客人が這いつくばるように身を低くして手を清めたことが始まりとされています。 降り式井戸は、全国的にも珍しく青岸寺を入れて数カ所しか現存していない貴重な井戸です。(右上写真内、降り式井戸の説明から引用)
訪れた10月中旬には、赤い木の実がなっていました。秋の紅葉が楽しみです。
メニュー
抹茶やブレンドコーヒーをはじめ、抹茶シフォンケーキやプリンなどリーズナブルな値段で提供されています。
注文した商品
お手頃な値段で、本格的な抹茶やコーヒーを愉しめます。
抹茶ラテアートも青岸寺ならでは!
こちらはセットメニュー。
抹茶ケーキとアイスコーヒーの組み合わせは最高でした。
まとめ
美しい庭園を眺めながら頂くカフェメニューはどれもおいしく愉しめました。
一度訪れると、春・夏・秋・冬季節を選ばずまた来たいと思うそんなお寺とカフェ「喫茶去 kissa-ko」でした。